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当日予約は、先ずは06-4395-5280に電話で確認。You Tube「角由紀子のヤバイ帝国」でご紹介頂きました。

フィリピンのタトゥー ・カリンガ族108歳人間国宝アポ・ワン・オドに会いに行ったよ。

目次

アポ・ワン・オド(マリア・オッガイ)に会いに行った

皆様ごきげんよう!2022年10月24日以来実に2年と半年ぶりの更新となります。今まで大変お待たせを致しました!

このブログを楽しみにしていると聞くことも多いのですが、かなり忙しい毎日を過ごしていて更新がおなざりになっていて申し訳在りませんでした・・・。Xはたまに更新していたのですが(仕事関係以外でww)

仕事の画像も一杯溜まっていることだし、今年今月から地道に更新をしていこうと思います。皆様、今後も一つ宜しくお願い致します。

では、本文ww

2024年9月10日~13日の3泊4日でフィリピン カリンガ州ブスカランへ今や伝説の彫師「アポ・ワン・オド」に会いに行って来ましたよ。

久しぶりの海外、しかも初めてのアジアでフィリピン。しかも山奥ときたもんだ。かなり移動すると聞いてはいたが、日程には行き帰りの車中泊が実に2泊というなかなかのハードな行程・・・。

自力で乗り物乗り継いで行けないこともない(実際に自力で来ていた欧米の方たちも居ました。)ですが、そこはコーディネーターを探して現地までという事で。

コーディネーターの「リッキーさん」はかなり当たりで今後行きたい皆さんにお勧め致しますです♪

ワン・オドに会える!リッキー氏はフィリピン「ブスカラン」への案内人。

宿泊、アクティビティ、送迎と安心できる内容は全て込み!気軽に連絡してみて下さい。連絡の際は「I saw MiyawakiTattoo in Osaka on their blog and contacted them.」と一言添えればよりフレンドリーに対応してくれるかも♪ 英語必須ですが翻訳機使えば大丈夫。詳細は後述を読んでね!

2024年9月10日~13日

せっかくですから書くのもそこそこに画像で!

で、この時はワン・オドさん左手首骨折・・・。退院したその日ということで念願のオドさんからの「スリードット」は手に入らずでした・・・。なので、スリードットの意味にもなってる技術を継承している「グレース」に顎下に蛇のデザインとスリードットを

グレイスと

と、言う感じでの去年の9月でした。

オドさんの今となっては代名詞のタトゥーのデザイン「スリードット」は技術を継承している血縁関係者「グレイス」「エリアス」の二人とオドさんを合わせた3人という意味合いです。ポリネシアンにしようがカリンガにしようがオールドスクール、和彫りと、基本的にデザインに「意味」を持つことが殆どだと思います。実際に僕が顎に彫った蛇も意味はあります。ラッキーな意味合いが多いタトゥーのデザインとなりますが、スリードットについての意味を考えると実際には技術継承者の家族愛を表している感じですかね。カリンガタトゥーの技術継承者「推し」で、簡素なデザインで3人の絆を表してるという感じにも捉えられますね。

2025年3月17日~21日

で、せっかく言ったもののまさかのオドさん骨折の去年では意味ないじゃんと言うことで、今年も行って来ました!

と、ようやく念願のフィリピンの人間国宝「アポ・ワン・オド」からのスリードットを手に入れることが出来ました!

そして、現在では殆どデザインのタトゥーを彫らないオドさんから「サソリ」のデザインのタトゥーも施していただきましたよ♪

なぜこれを彫るに至るかと言うと、去年に会った際にかなりのインパクトを与えたから覚えてくれていたからですね!(ほとんどの村人に僕が知られることにww)まぁ内容は知っている人は知ってるが、知らない人はスタジオやどこかで会ったときに聞いて下さいww

後は

村の素敵な女子たち

このお二人とも仲良しと言う事ですね♪ブスカランの有力者!!やはり懐に潜り込むと言うことは大事ですww

で、これでは完全なるコンプリートが出来ていないので、さらに「エリアス」からもタトゥーを!

昨年のグレイスのデザインに追加、スリードットは左手甲外側に♪

エリヤンと

来年には第二子が生まれる予定の現在妊娠中にも関わらず仕事してくれました!前日は病院に行って模様。

と、言う感じで去年、今年とフィリピン カリンガでスリードットの意味となる「オド、グレイス、エリヤン」と、すべての人からデザインのタトゥー、スリードットと完全コンプリートをしました。

原始的な手彫りと言うことは初めての体験でしたが、個人差ありますが僕はそんなに痛くはなかったかな。三人三様でしたね。

ちなみに、手彫りの道具は買取です。どんな感じで作っているのかと思ったら

倉庫に漠然と持ち手が。でライム系の植物のトゲが針(ニードル)ということでした!

なぜカリンガタトゥーなのか?

カリンガは地域名ですね。そしてこのタトゥーが「ポリネシアンスタイルのデザイン」の始祖というわけです。

人類が海を渡るって過程で、南太平洋に広まっていったということで、その最終地点が「ハワイ」や「イースター島」となります。

僕はハワイでポリネシアンタトゥーのスタイルやデザイン、意味を「パウロ」や「ボーン」その他の友達から学び、その付き合いから「アイゼア」に日本でのポリネシアンタトゥーの普及のお墨付きも頂いたという経緯もあります。

自分自身がタトゥーマニアでもあるのですが、最終地点から最初に戻るという逆回帰、そして「温故知新」のような事が今回できて非常に良かったと思います。

この経緯を経ることで、僕自身の更なる意味も出てきて「こうなる事が運命だった」と思えるような人生であったと思いますよ。人生の妙ってやつですね♪

去年のオドの骨折があったからこそ3人からのタトゥーを完全コンプリート出来たしね!

もっと画像が有って色々乗せたかったのですが、今回はこんな感じで!

まぁとにかくこれからカリンガに行こうと思う人は早く行った方が良いでしょうね。オドも今年の2月で108歳ですし、いかにスリードットといえども毎日あれだけ人数に彫っているのは疲れますよ・・・。

マニラから車で14時間程度、ネットはまぁ使える、トイレ、お風呂は慣れないと・・・。対岸から村まで崖を上り下りして40分。村で3人揃っている時があるかないかわからない。などなど情報も欲しいし不便もあります。どこにその価値を見出すかですが、それはあなた次第ですね!

で、まだ本決まりではないし計画すら立ってないですが、来年以降で「グレイス」と「エリヤン」が来日するかもですね。その時がねらい目かもですね。多分サポートをしないとですから、それが決まったらまたお知らせをします!さてさてどうなることやらww

では、皆様これからも更新していきますので、引き続き宜しくお願い致します!

でわ、皆様また明日かもです!バイビーナ♪

この記事を書いた人

上場一部企業から転職して早25年以上。10年近くに及ぶ修業期間を経て、ハワイ、フランスでも活躍。日本でも珍しい「タトゥーイスト兼ピアッサー」。本格的なポリネシアンスタイルのタトゥー、サイズに関係なく和洋問わずオールジャンルで定評のある彫り物や豊富な知識からなるピアスを現在進行形で培っている技術で皆様に安心と安全と共にご提供。センシティブな部位への彫り物、ピアスにも対応しています。

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